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『敵』舞台挨拶付きプレミア先行上映会レポート【前編】|主演・長塚京三さんが素晴らしい共演者たちと語る、瀧内公美さん・河合優実さん・黒沢あすかさんらが演じる儀助を取り囲む女性陣の魅力とは?
2025年1月17日(金)に公開を控える映画『敵』の舞台挨拶付きプレミア先行上映会が、12月11日(水)テアトル新宿にて開催されました。
ギークピクチュアズが企画・製作した本作は、第37回東京国際映画祭にて東京グランプリ、最優秀男優賞、最優秀監督賞受賞の三冠という19年ぶりの快挙を果たし、世の中からの注目を集めています。
プレミア先行上映会では、主演の長塚京三さん、瀧内公美さん、河合優実さん、黒沢あすかさん、吉田大八監督の5名が集まり、作品の魅力について語りました。
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◾️19年ぶりの快挙!東京国際映画祭3冠受賞に対する心境
長塚京三さん(元大学教授:渡辺儀助 役)
「本当にビックリして...監督と並んで座っていたんですけれど、2人して跳び上がりました。出演した自分が言うのもおかしいですけれども、(俳優を)50年やってきて、自分の姿を見て、自分の声を聞いて、実は初めて感動しました。自分の姿形をみて感動するなんて良い気なもんで、大人気ないですけれども、主人公と世代が同じだからかもしれませんね...胸にくるものがありました。」
吉田監督
「東京近郊の街の小さな家の中で、皆んなでコツコツ小さくやってきた映画が、あんな華やかな場所で皆んなに褒めてもらえるなんて思ってもいない結果だったので、"映画にはこういう夢があるんだな"と改めて思いました。」
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◾️スタッフ全員が息を呑むほどの存在、瀧内公美さん演じる鷹司靖子の魅力
瀧内さん(儀助の大学の教え子:鷹司靖子 役)
「劇中での鷹司靖子というのは、儀助さんにとって理想像の女性です。そして、儀助さんの後めたさであったり、隠蔽したくなることが露呈してしまうような発言をする女性でもあります。その(2つの面の)塩梅をどのように表現していくのかは、現場で監督とご相談しながらやっていきました。」
吉田監督
「衣装を着た瀧内さんがカメラの前に立った瞬間に、大袈裟ではなく、スタッフ全員息を呑みました。原さんだ!ということではなく、瀧内さんの演じる鷹司靖子として、"こういう人が靖子なんだな"とびっくりしました。」
※吉田監督曰く、儀助の理想の女性像として銀幕の大女優・原節子さんをイメージしていたとのこと
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◾️企画書の時点で惹かれていた、菅井歩美役・河合優実さんが本作に出演した経緯
河合さん(儀助を翻弄する大学生:菅井歩美 役)
「お話しをいただいた時は、まだ(役が)本決定かわからない状態で監督と面談したんですけれど...事前に送られてきた脚本と企画書の中に、この作品や原作に対しての監督の想いが率直に綴られていて、それがすごく素敵だなと思いまた。」
吉田監督
「(河合さんから)「これは誰がやりたい!と言って始まった企画なんですか?」と言われたことがものすごく嬉しくて「僕です...!」みたいな(笑)そんな感じだったのは覚えています。映画の成り立ち自体を気に入ってもらえているというのは嬉しくて、(一緒に)お仕事をさせていただきたいなと思いました。」
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◾️儀助との浴室シーンに自分がやる意味を感じた、渡辺信子役・黒沢あすかさんが明かす本作への想い
黒沢さん(儀助の亡き妻:渡辺信子 役)
「このシーンだけはやりたいから、万が一私を採用したいと思うのであれば信子役として選んで欲しいんですと言いました。それが、儀助との浴室でのシーンなんです。今現在若くはない私が、そのシーンを長塚さんとご一緒することによって、若い時とは違う形で何か表現、あるいは落とし込むことができるのではないかという期待感が一気にグッと上がったんですよね。」
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◾️大変恵まれた環境でやらせてもらった、長塚京三さんが三者三様の女優陣との共演を振り返る
長塚さん
「とても緊張しました。力のある女優さんたちがぶつかって来られるわけですからね。受け止めるのが一生懸命で、本当に受け止められたかどうか...。素晴らしい共演者たちです。監督どうもありがとう。大変恵まれた環境で、やらせていただきました。」
ギークピクチュアズが企画・製作した本作は、第37回東京国際映画祭にて東京グランプリ、最優秀男優賞、最優秀監督賞受賞の三冠という19年ぶりの快挙を果たし、世の中からの注目を集めています。
プレミア先行上映会では、主演の長塚京三さん、瀧内公美さん、河合優実さん、黒沢あすかさん、吉田大八監督の5名が集まり、作品の魅力について語りました。
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◾️19年ぶりの快挙!東京国際映画祭3冠受賞に対する心境
長塚京三さん(元大学教授:渡辺儀助 役)
「本当にビックリして...監督と並んで座っていたんですけれど、2人して跳び上がりました。出演した自分が言うのもおかしいですけれども、(俳優を)50年やってきて、自分の姿を見て、自分の声を聞いて、実は初めて感動しました。自分の姿形をみて感動するなんて良い気なもんで、大人気ないですけれども、主人公と世代が同じだからかもしれませんね...胸にくるものがありました。」
吉田監督
「東京近郊の街の小さな家の中で、皆んなでコツコツ小さくやってきた映画が、あんな華やかな場所で皆んなに褒めてもらえるなんて思ってもいない結果だったので、"映画にはこういう夢があるんだな"と改めて思いました。」
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◾️スタッフ全員が息を呑むほどの存在、瀧内公美さん演じる鷹司靖子の魅力
瀧内さん(儀助の大学の教え子:鷹司靖子 役)
「劇中での鷹司靖子というのは、儀助さんにとって理想像の女性です。そして、儀助さんの後めたさであったり、隠蔽したくなることが露呈してしまうような発言をする女性でもあります。その(2つの面の)塩梅をどのように表現していくのかは、現場で監督とご相談しながらやっていきました。」
吉田監督
「衣装を着た瀧内さんがカメラの前に立った瞬間に、大袈裟ではなく、スタッフ全員息を呑みました。原さんだ!ということではなく、瀧内さんの演じる鷹司靖子として、"こういう人が靖子なんだな"とびっくりしました。」
※吉田監督曰く、儀助の理想の女性像として銀幕の大女優・原節子さんをイメージしていたとのこと
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◾️企画書の時点で惹かれていた、菅井歩美役・河合優実さんが本作に出演した経緯
河合さん(儀助を翻弄する大学生:菅井歩美 役)
「お話しをいただいた時は、まだ(役が)本決定かわからない状態で監督と面談したんですけれど...事前に送られてきた脚本と企画書の中に、この作品や原作に対しての監督の想いが率直に綴られていて、それがすごく素敵だなと思いまた。」
吉田監督
「(河合さんから)「これは誰がやりたい!と言って始まった企画なんですか?」と言われたことがものすごく嬉しくて「僕です...!」みたいな(笑)そんな感じだったのは覚えています。映画の成り立ち自体を気に入ってもらえているというのは嬉しくて、(一緒に)お仕事をさせていただきたいなと思いました。」
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◾️儀助との浴室シーンに自分がやる意味を感じた、渡辺信子役・黒沢あすかさんが明かす本作への想い
黒沢さん(儀助の亡き妻:渡辺信子 役)
「このシーンだけはやりたいから、万が一私を採用したいと思うのであれば信子役として選んで欲しいんですと言いました。それが、儀助との浴室でのシーンなんです。今現在若くはない私が、そのシーンを長塚さんとご一緒することによって、若い時とは違う形で何か表現、あるいは落とし込むことができるのではないかという期待感が一気にグッと上がったんですよね。」
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◾️大変恵まれた環境でやらせてもらった、長塚京三さんが三者三様の女優陣との共演を振り返る
長塚さん
「とても緊張しました。力のある女優さんたちがぶつかって来られるわけですからね。受け止めるのが一生懸命で、本当に受け止められたかどうか...。素晴らしい共演者たちです。監督どうもありがとう。大変恵まれた環境で、やらせていただきました。」
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『敵』舞台挨拶付きプレミア先行上映会レポート【前編】|主演・長塚京三さんが素晴らしい共演者たちと語る、瀧内公美さん・河合優実さん・黒沢あすかさんらが演じる儀助を取り囲む女性陣の魅力とは?
2025年1月17日(金)に公開を控える映画『敵』の舞台挨拶付きプレミア先行上映会が、12月11日(水)テアトル新宿にて開催されました。
ギークピクチュアズが企画・製作した本作は、第37回東京国際映画祭にて東京グランプリ、最優秀男優賞、最優秀監督賞受賞の三冠という19年ぶりの快挙を果たし、世の中からの注目を集めています。
プレミア先行上映会では、主演の長塚京三さん、瀧内公美さん、河合優実さん、黒沢あすかさん、吉田大八監督の5名が集まり、作品の魅力について語りました。
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◾️19年ぶりの快挙!東京国際映画祭3冠受賞に対する心境
長塚京三さん(元大学教授:渡辺儀助 役)
「本当にビックリして...監督と並んで座っていたんですけれど、2人して跳び上がりました。出演した自分が言うのもおかしいですけれども、(俳優を)50年やってきて、自分の姿を見て、自分の声を聞いて、実は初めて感動しました。自分の姿形をみて感動するなんて良い気なもんで、大人気ないですけれども、主人公と世代が同じだからかもしれませんね...胸にくるものがありました。」
吉田監督
「東京近郊の街の小さな家の中で、皆んなでコツコツ小さくやってきた映画が、あんな華やかな場所で皆んなに褒めてもらえるなんて思ってもいない結果だったので、"映画にはこういう夢があるんだな"と改めて思いました。」
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◾️スタッフ全員が息を呑むほどの存在、瀧内公美さん演じる鷹司靖子の魅力
瀧内さん(儀助の大学の教え子:鷹司靖子 役)
「劇中での鷹司靖子というのは、儀助さんにとって理想像の女性です。そして、儀助さんの後めたさであったり、隠蔽したくなることが露呈してしまうような発言をする女性でもあります。その(2つの面の)塩梅をどのように表現していくのかは、現場で監督とご相談しながらやっていきました。」
吉田監督
「衣装を着た瀧内さんがカメラの前に立った瞬間に、大袈裟ではなく、スタッフ全員息を呑みました。原さんだ!ということではなく、瀧内さんの演じる鷹司靖子として、"こういう人が靖子なんだな"とびっくりしました。」
※吉田監督曰く、儀助の理想の女性像として銀幕の大女優・原節子さんをイメージしていたとのこと
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◾️企画書の時点で惹かれていた、菅井歩美役・河合優実さんが本作に出演した経緯
河合さん(儀助を翻弄する大学生:菅井歩美 役)
「お話しをいただいた時は、まだ(役が)本決定かわからない状態で監督と面談したんですけれど...事前に送られてきた脚本と企画書の中に、この作品や原作に対しての監督の想いが率直に綴られていて、それがすごく素敵だなと思いまた。」
吉田監督
「(河合さんから)「これは誰がやりたい!と言って始まった企画なんですか?」と言われたことがものすごく嬉しくて「僕です...!」みたいな(笑)そんな感じだったのは覚えています。映画の成り立ち自体を気に入ってもらえているというのは嬉しくて、(一緒に)お仕事をさせていただきたいなと思いました。」
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◾️儀助との浴室シーンに自分がやる意味を感じた、渡辺信子役・黒沢あすかさんが明かす本作への想い
黒沢さん(儀助の亡き妻:渡辺信子 役)
「このシーンだけはやりたいから、万が一私を採用したいと思うのであれば信子役として選んで欲しいんですと言いました。それが、儀助との浴室でのシーンなんです。今現在若くはない私が、そのシーンを長塚さんとご一緒することによって、若い時とは違う形で何か表現、あるいは落とし込むことができるのではないかという期待感が一気にグッと上がったんですよね。」
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◾️大変恵まれた環境でやらせてもらった、長塚京三さんが三者三様の女優陣との共演を振り返る
長塚さん
「とても緊張しました。力のある女優さんたちがぶつかって来られるわけですからね。受け止めるのが一生懸命で、本当に受け止められたかどうか...。素晴らしい共演者たちです。監督どうもありがとう。大変恵まれた環境で、やらせていただきました。」
ギークピクチュアズが企画・製作した本作は、第37回東京国際映画祭にて東京グランプリ、最優秀男優賞、最優秀監督賞受賞の三冠という19年ぶりの快挙を果たし、世の中からの注目を集めています。
プレミア先行上映会では、主演の長塚京三さん、瀧内公美さん、河合優実さん、黒沢あすかさん、吉田大八監督の5名が集まり、作品の魅力について語りました。
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◾️19年ぶりの快挙!東京国際映画祭3冠受賞に対する心境
長塚京三さん(元大学教授:渡辺儀助 役)
「本当にビックリして...監督と並んで座っていたんですけれど、2人して跳び上がりました。出演した自分が言うのもおかしいですけれども、(俳優を)50年やってきて、自分の姿を見て、自分の声を聞いて、実は初めて感動しました。自分の姿形をみて感動するなんて良い気なもんで、大人気ないですけれども、主人公と世代が同じだからかもしれませんね...胸にくるものがありました。」
吉田監督
「東京近郊の街の小さな家の中で、皆んなでコツコツ小さくやってきた映画が、あんな華やかな場所で皆んなに褒めてもらえるなんて思ってもいない結果だったので、"映画にはこういう夢があるんだな"と改めて思いました。」
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◾️スタッフ全員が息を呑むほどの存在、瀧内公美さん演じる鷹司靖子の魅力
瀧内さん(儀助の大学の教え子:鷹司靖子 役)
「劇中での鷹司靖子というのは、儀助さんにとって理想像の女性です。そして、儀助さんの後めたさであったり、隠蔽したくなることが露呈してしまうような発言をする女性でもあります。その(2つの面の)塩梅をどのように表現していくのかは、現場で監督とご相談しながらやっていきました。」
吉田監督
「衣装を着た瀧内さんがカメラの前に立った瞬間に、大袈裟ではなく、スタッフ全員息を呑みました。原さんだ!ということではなく、瀧内さんの演じる鷹司靖子として、"こういう人が靖子なんだな"とびっくりしました。」
※吉田監督曰く、儀助の理想の女性像として銀幕の大女優・原節子さんをイメージしていたとのこと
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◾️企画書の時点で惹かれていた、菅井歩美役・河合優実さんが本作に出演した経緯
河合さん(儀助を翻弄する大学生:菅井歩美 役)
「お話しをいただいた時は、まだ(役が)本決定かわからない状態で監督と面談したんですけれど...事前に送られてきた脚本と企画書の中に、この作品や原作に対しての監督の想いが率直に綴られていて、それがすごく素敵だなと思いまた。」
吉田監督
「(河合さんから)「これは誰がやりたい!と言って始まった企画なんですか?」と言われたことがものすごく嬉しくて「僕です...!」みたいな(笑)そんな感じだったのは覚えています。映画の成り立ち自体を気に入ってもらえているというのは嬉しくて、(一緒に)お仕事をさせていただきたいなと思いました。」
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◾️儀助との浴室シーンに自分がやる意味を感じた、渡辺信子役・黒沢あすかさんが明かす本作への想い
黒沢さん(儀助の亡き妻:渡辺信子 役)
「このシーンだけはやりたいから、万が一私を採用したいと思うのであれば信子役として選んで欲しいんですと言いました。それが、儀助との浴室でのシーンなんです。今現在若くはない私が、そのシーンを長塚さんとご一緒することによって、若い時とは違う形で何か表現、あるいは落とし込むことができるのではないかという期待感が一気にグッと上がったんですよね。」
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◾️大変恵まれた環境でやらせてもらった、長塚京三さんが三者三様の女優陣との共演を振り返る
長塚さん
「とても緊張しました。力のある女優さんたちがぶつかって来られるわけですからね。受け止めるのが一生懸命で、本当に受け止められたかどうか...。素晴らしい共演者たちです。監督どうもありがとう。大変恵まれた環境で、やらせていただきました。」
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